京都工芸繊維大学ラグビー部90年記念行事
2019/07/06(土)

 
創部90周年記念試合を宝ヶ池公園球技場で、式典を60周年記念館で行いました。
 
●記念試合 名古屋工大定期戦
創部〜新制大学の初期には師範学校や滋賀大学など様々な定期戦があったようです。
その中で1953年(S28)に始まった対名古屋工業大学定期戦は今でも続く大事な一戦です。
この名工大定期戦(現役)と対名工大OB戦(OB)を記念試合として行いました。
厳しい猛暑の7月毎年OB戦&総会を開き、今年は梅雨も明けずどうなるのか心配でしたが 雨なく強い日差しもなく涼しいぐらいのベストなコンディションでした。
宝ヶ池公園球技場は往年の方々には馴染みのない1987年開設の施設です。宝ヶ池といっても妙法の山の向こうでなく手前にあって旧キツネ坂と自動車教習所の間にある球技専用のグラウンド。下部リーグにいる工繊大ラグビー部は滅多なことではゲーム出来ません。大学から一番近くて遠い聖地です。90周年ということでラグビー協会の推薦を得て開催にこぎつけました。
現役はテンション高めてゲームに臨みましたが残念ながら7-20の敗戦。
OBは名工大OBのアタマ数少なく混成チーム作ってゲーム 12-12で丸く収めました。
素晴らしいグラウンドなのでOBの集まりは例年のOB戦にはない多くの参加で、皆嬉々としてグラウンドを走り回ってました。
 

OB戦

●定期戦懇親会と90周年の祝い
記念試合の後は大学へ移動 60周年記念館で式典
工繊大現役、OB、名工大現役&OBと120名程で乾杯
現役OB共に主将、MOMなどの挨拶でワイワイと。OB戦MOMの野呂隆一さん(機織・73卒)は黄パンツ(70才以上)で今でもバチバチ試合されてる元気な先輩、名工大OBの赤パンツ(60才以上)の方と共にいいスピーチで盛り上がりました。
(※MOM=Man of the Match、試合で一番活躍した選手)
ご参加の名工大名誉教授・小野徹郎さんが「こんなに盛会なんだから、森迫学長もぜひ!」の一声で急遽来場の学長がスピーチ「現役諸君、来年は勝てヨ!」でまた盛り上がり。小野さんは以前工繊大でも講義を持たれていたという関係にびっくりでした。
私が現役の頃対戦した名工大OBの方は「あの頃はまだ20数年の定期戦だったのが・・次は定期戦70周年の記念試合しなくてはネ!」と歴史を繋ぐことの大事さを認識しました。
 
名工大の皆さんが退席の後、改めて川端一彌名誉会長(窯業・54卒)の力強いスピーチで90周年の乾杯!
OB会から現役への支援金授与、新入部員のナンジャラホイな自己紹介、低迷時代のOBのハナシなどあって最後に恒例の部歌斉唱。この日もご参加の植月徹名誉監督(窯業・53卒)の作詞でご夫人が作曲。
全員が肩を組んでとっても大きな輪になってEins、Zwei、Drei〜でスタート、2番まで歌い「フレーフレー工繊!」をみんなで声張り上げ終了。 100周年へ向け現役、OB共にまた新たな歴史を刻んでいこうと気付くことが出来た松ヶ崎の長い一日でした。
 

部歌斉唱


 90周年記念試合 &式典画像